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揖保乃糸

揖保乃糸資料室|揖保乃糸の歴史

揖保乃糸の歴史
揖保乃糸の歴史は、かつて日本の地方行政区分であった播磨国(はりまのくに)、現在の兵庫県南西部を中心に室町時代から始まり、600年の伝統があります。

兵庫県揖保郡太子町にある斑鳩寺の文献
斑鳩寺 ※写真:兵庫県揖保郡太子町 斑鳩寺・三重塔

古いものでは、兵庫県揖保郡太子町にある斑鳩寺(いかるがじ)に保管されている、播磨国にある法隆寺領の庄園である鵤庄(いかるがのしょう)を支配する上で、執務の便宜のために政所が代々書き継いだ、「鵤庄引付」(1418年)という記録の中に「サウメン」という記述が残されています。


兵庫県宍粟市一宮町にある記録
伊和神社 ※写真:兵庫県宍粟市一宮町 伊和神社

揖保川の上流に位置する兵庫県宍粟市一宮町にある伊和神社では、社殿造営の祝言に「素麺」を使う(1461年)という記録も残されています。


播州でそうめんづくりが本格的になったのは、江戸時代の安永頃、1771年〜1780年、だと考えられ、当時は龍野藩の「許可業種」として奨励されていました。

また伝統の揖保乃糸の産地化は、龍野藩が著名な産物の保護育成を始めた文化年間頃1804年〜1818年からだと考えられています。


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